男性も女性も、ともに「より美しく」「より素敵に」が大切な要素になりましたね。
メンズコスメや男女問わず美容への投資、市場も拡大しています。
その中でも比較的身近で歴史もあるのが「脱毛」ですよね。
そんな中で、今
大手脱毛サロンのミュゼが倒産?
倒産したらどうなる?予約が取れない? 返金されない?
など声が飛び交っています。
そこで、今回の記事では
- ミュゼが倒産?
- ミュゼが倒産したらどうなる? 消費者はどうするべき?
についてご紹介したいと思います。
ミュゼ倒産するの?
ミュゼプラチナム(以降ミュゼと記載)は
です。
ここ数年で男性がスキンケアやメイクを施すことがある程度市民権を得始めたことはご存じかもしれません。
そのキッカケや意識の先駆けとなったものは、
という社会的風潮なのかもしれませんね。
その結果、こと脱毛に関しては近年、
となっています。
そんな業界の中にあって、大手ということで安心感を持っている方も多いでしょうが、
脱毛サロン・ミュゼが倒産する!
という噂が出ていました。
ミュゼ‥‥マジ❓ pic.twitter.com/4BuiBorQLi
— 💰ちゃん (@vF5Q4cou1GTYDie) March 15, 2025
一体なぜそういう噂がでているのでしょうか?
調べてみると
- ミュゼの予約がとれない
- 親会社の経営破綻
- 3月22日から全店で営業一時停止
ということがわかりました。
1つ1つみていきましょう!
①ミュゼは予約がとれない?
その根源には、兼ねてから取り沙汰されている
ミュゼはそもそも予約が取れない
という声がありました。
え、ミュゼ倒産すんの?
— 田中 (@nukegaratanaka) March 17, 2025
前日になっていきなりスタッフ欠勤という理由で一方的にキャンセル
アプリでも電話でも予約できないから問い合わせたら今更『休業します』って
アプリで他店含めて検索するも『該当なし』で全く予約できない
電話も繋がらないし
どうしろっての pic.twitter.com/EPAXFLmO6Q
人気があるからなのか、スタッフの数が足りていないからか、予算や仕組みの問題なのかは定かではありません。
しかし、予約がとれないという現実が

予約が取れないってことは、店舗経営に難があるんじゃ…?
もしや倒産するんじゃないの…?
という印象を与えてしまったのではないでしょうか。
多くのユーザーがいることもありますので、結論から先に申し上げますと
ミュゼは、現時点で倒産はしていない
というのが現状のようです。

でもなんでSNSでは倒産の噂がでてるの?
②親会社の経営破綻

ミュゼ倒産の噂は、2024年10月24日に
ことに起因します。
ミュゼは、
現在、MPH株式会社が事業全体を買収しサロン展開を存続しています。
では、
親会社である船井電機はなぜ、「右肩上がり市場にいるミュゼ」を売却した
のでしょうか、船井電機の動きを時系列で見て行きます。
- 2020年以前:かつて主力事業であった液晶テレビ市場で海外の競争力に勝てず苦戦していた
- 2021年:船井電機が、パソコン関連企業の株式会社秀和システム傘下に入り事業多角化に活路を求めた
- 2023年:4月時点で美容事業「ミュゼ」を買収し事業多角化を推進
- 2024年:多角化戦略が不調となり美容事業であるミュゼを売却して経営効率化
- 2024年:ミュゼ売却の効果はなく同年10月に経営破綻。従業員解雇など破産手続きが進む
このような経緯をたどり、最終的に倒産した船井電機。
この事実から
- ミュゼは、船井電機が売却しなければ共倒れ倒産した可能性があった
- かつての親会社・船井電機が倒産したことで「ミュゼ倒産」の噂が回ったとなった
ということが確認できますね。

しかし、この機会に「サロンが倒産したときのリスク」を知っておくのはいかがでしょうか?
③3月22日から全店で一時営業停止
大手脱毛サロンの「ミュゼプラチナム」3月22日から全店で営業を一時休止する方針を固めたことがわかった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/27876b6da6dcdc8579943b49c316e92f09ee41e5

ミュゼでは給与の未払いが続いたことに対し、一部の従業員が抗議の意思を示し、店舗運営に支障が出る事態となっています。

もし倒産したらどうなっちゃうの??
サロンが倒産したらどうなる? 消費者はどうするべき?
脱毛に留まらず、痩身やリフレクソロジーなど中長期的に通うサロンが倒産したら何が起こるのでしょう?
大きな括りで言うと
- 既に支払ってしまった前払い金額が返金されない可能性がある
- 既に支払ってしまった前払い金額分のサービスが受けられない可能性がある
- 予約ができなくなり、以降のサービスが享受できなくなる可能性がある
- 突然、店舗がなくなってしまう可能性もある
ので注意が必要です。
なぜそのようなことが起こる?
考えられる理由をわかりやすく示すと
という理由で手元に資金が残らずに返金やサービスの運営・維持が継続できない状態に陥ってしまうためです。
ミュゼのように親会社がある場合は、
になっているということもあり得ますね。

せっかく申し込んだサービスが受けられないなんて最悪!

そうなりたくない方に、簡単にできる対策や
予防法などをご紹介しておきましょう。
消費者としてできること
安心してサービスを利用するために、私たちは何ができるできるでしょうか?
まず第一に、
不必要に低額料金や無料を「売り」にしているサービスを避ける・注意する
というものが挙げられます。
であるケースも散見されます。
仮にそうではない場合でも、
過度に長期の契約を結ばず、スモールステップで様子を見ながら利用する
こともおすすめです。
また、
予告なく突然予約ができない状態になった場合には一時利用を控える
とこがよいでしょう。
といって差し支えはありません。
さらには、何らかの怪しい雰囲気や様子、不当な状態に気が付いても、
もあるのです。
このような場合や何かが起こってしまった際、不安なことがある際に

一人じゃどうしていいかわからないよ! なんとかしてよー
ということもあるでしょう。
その場合は、
消費者庁のホームページや消費者ホットライン188で情報収集や相談を行う
ことも有効な手段です。

有事の際には、一人で悩んだり抱えたりせずに小さなことでも公共の機関や友人、家族などに聞いてみるとよいでしょう。
気になることや不安なことは放置せずに何らかの手段を講じ情報を得ることが大切なのだと考えます。
まとめ
今回は、ミュゼの倒産に関連する事項をご紹介しました。
- 予約が取れないことで、ミュゼには兼ねてか「倒産」という噂が出ていたこと
- ミュゼは現在もサロン運営を継続していること
- かつての親会社である船井電機が倒産したことで「ミュゼ倒産」の噂が出回った
また、サロンや商品購入に関して消費者として
- 過剰な低額料金や無料を売りにしたサービスには注意する
- 過度に長期の契約を結ばずスモールステップで利用する
- 何かあった際には、消費者庁や消費者ホットライン、友人や家族に相談する
とこが大切であることも見えてきました。
一人で抱えず、何らかの手段を講じて有効にサービスを利用していきましょう。