お茶目な一面と気配りを絶やさない優しさも魅力のムロツヨシさん。
いつも笑顔で話す姿が印象的で、親しみやすい人柄でお茶の間から人気を得ています。
しかし笑顔の裏には長い下積み生活を経験し、想像を絶する生い立ちも話題になっています。
ムロツヨシの壮絶な生い立ち【まとめ】
明るい笑顔からは想像できない壮絶な生い立ちのムロツヨシさん。
ここでは時系列順に生い立ちをまとめました。
ムロツヨシの生い立ち:幼少期
ムロツヨシさんが幼少期の頃には、両親がケンカしている記憶が残っていたそうです。
4歳の時には両親が怒鳴り声を上げケンカしていて、ムロツヨシさんは布団の中で身を潜めていました。
両親のケンカを祖母が仲裁に入ったり、母親がトランクを持って玄関を出る姿も記憶にあるようです。
トランクを持ち家を出た母親の姿が最後の記憶で、ムロツヨシさんは母親の赤い口紅だけが記憶にあると話していました。
ムロツヨシさんの幼い頃は母親の顔も覚えておらず、出ていく姿だけ記憶にあるのは悲しすぎます。
4歳の時には周囲の顔色を伺っていた日々で、想像を絶する家庭環境だったのは間違いありません。
辛い家庭環境の中でも力強く生き抜けたのも、ムロツヨシさんの持って生まれた人間力あってこそですね。
ムロツヨシの生い立ち:小学〜中学まで
両親が離婚後は父親が親権を持ち、姉と2人で大工だった父親に育てられるはずでした。
母親がいなくなり父親しか頼れない環境ですが、父親は女性の家に行き家を空けることも多かったそうです。
そして父親は女性の家に完全に住むようになり、ムロツヨシさんと姉は祖父母や親戚の家に預けられました。
その後ムロツヨシさんが小学校高学年の時には、父親は知らない女性と再婚します。
再婚した女性には連れ子が2人いたので、ムロツヨシさんは兄妹が増えることになります。
さらに衝撃的なのが父親は再婚相手と一緒に、祖父母のアパートとの隣に引っ越してきました。
ここまでくるとムロツヨシさんの父親の行動には呆れますし、あまりにもムロツヨシさんと姉が可哀想ですね。
ムロツヨシの生い立ち:高校卒業〜大学まで
辛い家庭環境を乗り越え高校を卒業後は、1年間の浪人を経て大学に入学しています。
1年間の浪人を経て入った大学でしたが、わずか3週間で大学に行かなくなったそうです。
ムロツヨシさんは漠然と偏差値が高い大学に入る目標を掲げ、大学入学後のプランが曖昧でした。
大学に入ったものの明確な目標もなかったので、「夢を持つ人間になりたい!」と思い大学を中退しています。
そんな中でも父親は離婚し借金を作ってしまい、父親の保証人になっていた親戚は自己破産に追い込まれました。
ムロツヨシさんも親戚中から冷たい視線を浴びますが、自分を育ててくれた親戚に恩を感じ父親と絶縁します。
それ以降は父親とは会っていないそうで、ムロツヨシさんにとって父親との絶縁は大きな転機になったかもしれませんね。
ムロツヨシの生い立ち:芸能界入り・ブレイクするまで
俳優として歩み始めたムロツヨシさんですが、長い下積み時代が続き苦労を重ねてきました。
26歳の時に小劇場の飲み会に参加すると、『踊る大捜査線』シリーズで知られる本広克行監督に出会います。
ムロツヨシさんは本広克行監督の横に行き、「ムロツヨシ」と言い続けます。
本広克行監督に嫌がられながらも名前を覚えられ、2005年に映画「サマータイムマシン・ブルース」に出演します。
そこからNHK朝ドラ出演や数多くの話題作に出演を重ね、現在ではドラマや映画に欠かせない俳優と成長していますね。
ムロツヨシさんは38歳でブレイクした遅咲きですが、苦労してきたからこそ演技力に磨きがかかったと思いますね。
ムロツヨシの現在の家族関係は?
幼い頃に両親が離婚するなど壮絶な家庭環境で育ったムロツヨシさん。
そこで現在のムロツヨシさんと家族との関係を調査してみました。
父親
ムロツヨシさんは21歳の頃から父親とは会っていないそうです。
両親が離婚後は父親に育てられると思いきや、その父親も女性の元へ行き親戚に育てられたムロツヨシさん。
離婚後すぐ別の女性の元にいった父親の家に、ムロツヨシさんが泊まりにいくという謎イベントがありました。
夏休みか冬休みにそちらの家に泊まりにいくっていう、すごいイベントがありました
父親が交際していた女性にも子供がおり、その子供とも仲良くなったという
引用:スポーツ報知
離婚後すぐ別の女性の元にいった父親の家に、ムロツヨシさんが泊まりにいく機会があったそうです。
なんとも不思議な謎イベントといった感じですが、そんな中でも仲良くなれるムロツヨシさんは優しすぎます。
父親とは再会していないムロツヨシさんですが、2019年頃に急に父親から電話がかかってきます。
父親は電話越しに「おい、つよし!親父だ、親父!」と話していますが、今でも父親と会ってないのは親戚を思ってのようです。
半ば父親に捨てられたムロツヨシさんは、父親のことを恨んでいないと過去に話していました。
-中略-
僕、本当に、ウソ偽りなく1ミリも親父を恨んでませんので、生まれ変わっても親父の息子で生まれますかと聞かれたら「はい!」と即答できるような家庭環境だったので…。
過去の壮絶な家庭環境があったからこそ現在の自分があるとも話し、父親に感謝の言葉も贈っていました。
父親を決して恨むことなく前へ進み続けられるのも、ムロツヨシさんの役者としての大きな武器の一つだと思いますね。
母親
ムロツヨシさんと母親は2021年に40年振りに再会しています。
バラエティ番組で母親の話しをした10日後くらいに、実の母親からムロツヨシさんの事務所に手紙が届きました。
母親はバラエティ番組を見てムロツヨシさんが息子とわかり、とあるホテルで再会を果たし1時間ほど話したそうです。
母親からは「やっと会えました」と言われたそうで、ムロツヨシさんも「産んでくれてありがとうございます」と返しました。
ここでもムロツヨシさんは、「この家庭環境のおかげで役者という道を選んで、意地にもなれた」とも伝えたそうです。
お互いに踏み込みすぎない配慮をしながらの話し合いでしたが、気持ちはお互いに伝わってる感じですね。
姉
ムロツヨシさんが中学生だった頃に、5歳年上の姉は蒸発した後ムロツヨシさんは姉とは一度も会っていません。
姉は複雑な家庭環境で育った影響もあり、ムロツヨシさん同様に辛い時期を過ごし最終的に家出しています。
姉は祖父母に対して反抗していたそうで、蒸発した後は現在も行方不明なのは辛すぎます。
ムロツヨシさんの姉も50代になっていますが、ムロツヨシさんの活躍を見ているかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はムロツヨシの生い立ちがヤバイ!母親と父親は?壮絶な家族関係まとめ!について紹介しました。
複雑な思いを抱えながら前に進み続ける姿は、多くの人に勇気を与えてくれていると強く思いましたね。
壮絶な生い立ちを思わせない明るさが大きな魅力で、そんなムロツヨシさんには多くの仲間もいます。
これからもムロツヨシさんらしい活躍を期待しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。